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日本スピリチュアル協会

幽体離脱の経験とスピリチュアル

2016-02-21  宙告

私は幽体離脱の経験が2度あります。

皆 さんこんな話を聞いたことがありませんか。あるいは経験したことはありませんか。
あの双子のコメディアン“タッチ”がやっていた有名なギャグ「ユウタイリダツゥ〜」。そうでする幽体離脱の経験です。
私はありました。確か小学校の2〜3年の夏のころだったと思います。
ある晩、寝ていると頭からすーっと意識か魂かわからないけど、自分の身 体から抜けて行くのが分かるのです。たとえて言うなら脱皮していくような、感覚でしょうか。わりとすんなりと頭から抜け出てた覚えがあります。
それも1回目は何も意識せずに、2回目は何かに導かれるように、自然にです。

1回目の時をお話ししましょう。

抜け出すと、豆電球がついた薄暗い部屋の中を キョロキョロと見まわし、今自分の居てる位置を確め、いつもと違う自分の置かれている状況に摩訶不思議さを感じます。でもあわてはしません。
おかしいとは思いつつ、まずは寝ている自分の顔を眺 めます。そして徐々に天井の方に上がり、自分の寝姿や部屋全体を見渡しているのです。お兄ちゃんが寝ている、その隣にはおばあちゃんが寝ているのがしっかり見えるのです
確か夏だったと思います。うすい水色のタオルケットのような布団を覚えています。

自分の身体が部屋の中で浮いているぞぉ!

これは何だ? ボク部屋の中で浮いているぞ
この話しを聞くと今では幽体離脱か?思います。しかし当時小学生の低学年であった私は知るよしもありません。

ひょっとして死んだのではと、心配して、もう一度自分の顔の所に戻って、鼻のところに耳をつけるとちゃんと息をしているです。すーすーすーすーと寝息をしているのです。「よかった。死んでいない」と分かり安心はするのですが、このまままた自分の身体に戻るのが、まだ早いし、外へ出たらどうなんだろうと考え出てきます。
たとえて言うなら、滅多にしない経験だけに、ちょっと外に飛び出してみようと、いう欲 望みたいなものが出てきたのです。
さあ、行くぞっと、そう思った途端、一気に周りの情景が変化します。ワープしたかのように、もうすでに別のところを飛んでいるのです。フワフワとゆっくりと周 りの景色を楽しみながら、私の場合は、とても懐かしい風景が広がっていました。

 今ではデジャブをはっきり感じます。

それもしっかりと記憶のある風景です。100年か200年かを遡った日本の原風景で す。きれいな小川、みどりの木々、きれいな山並み、小川のそばには小さな道が続いています。見たことのある水車小屋も・・・朝か昼かはわかりません。
ただただふわりふわりと飛んでいるのです。「帰ってきた」と感じました。なぜか知らないけれど、そう感じたのです。
〈こういうのをデジャブと言うそうですね。ネットを見てみると「あれ?この感じ前にも経験したことがある」「前にも来たことがあるような気がする」という不思議な感覚と説明されていました。〉
気持ちよくふわふわと風船のような感覚で、そして自分の意志で飛んでいるのです。
今もし幽体離脱したら、もっと上空の方へ行って見渡そうという気持ちが出てくるのでしょうけれど、そこまで考えが出ませんでした。
そして帰ろうと思った瞬間、一気に自分の部屋に戻り自分の口か鼻か頭かは分かりませんが、自分の身体の中に戻ったのです。
戻ったという自覚もあった気がします。

人間の幽体はタイムスリップすることができる。

そして朝になりました。アレ〜、ボクたしか飛んでたぞぉ〜と思い出しました。そんな経験がもう一度ありました。
残念ながらそれ以後、このようなことに興味を持ってからも、幽体離脱の経験は起きませんでした。
いま、そのことを思い起こしてこれを書いています。でもその経験から一つの結論を得ました。生きてる人間の幽体はタイムスリップすることができるのです。つまり前世に戻ることが出来るのです。前世その人になるのではなく、前世に生きていた時代に幽体として移動することができるのではと、いま感じています。
もし大人になって幽体離脱した経験のある方、ぜひどこかで講演会でも開いて下さい。絶対聞きに行きますから。